もしもの時のために!肺がんの最新遺伝子検査、私たちも知っておくべきことって?
肺がんの「多遺伝子検査」がリアルに急速に普及中!
「肺がん」って聞くと、ちょっと身構えちゃうかもしれないけど、医療の世界では日々すごい進歩があるんですよね。
今回、全国300病院・約2.4万人もの肺がん患者さんのデータを分析した研究結果が、医学雑誌『Cancer Science』に掲載されたんです!
この研究で明らかになったのは、複数の遺伝子を一度に調べられる「多遺伝子検査」が、この5年間でめちゃくちゃ急速に普及しているってこと。これって、がんの原因となる特定の遺伝子変異(ドライバー遺伝子)をピンポイントで狙い撃ちできる「分子標的薬」を選ぶ上で、すごく重要な検査なんです。
2019年頃は、5種類以上のドライバー遺伝子を調べる患者さんは少数だったのに、2021年後半からは急増!さらに2023年半ば以降は、6~7種類も調べる検査が大きく増えているみたい。
EGFRはもちろん、ALK、ROS1、BRAFといった遺伝子検査の割合も上昇していて、MET、RET、KRAS、HER2といった希少な遺伝子変異の検査もぐっと増えているんですよ!

これによって、今まで治療が難しかった希少な遺伝子変異を持つ患者さんにも、適切な分子標的薬が届くようになってきているのは、リアルに感動モノですよね!
でもね、正直、ここがちょっと惜しい…!約3割の患者さんが未検査の現状
多遺伝子検査がどんどん普及している一方で、正直、ここがちょっと惜しい…!って思ったのが、まだ約3割の患者さんが遺伝子検査を受けられていないっていう現状なんです。
この傾向は全国どこでも、年齢を問わず続いているみたい。特に高齢者の方だと、未検査の割合が少し高い傾向にあるそうですよ。
検査を受けられない背景には、患者さんの全身状態だったり、検査に必要な腫瘍組織が足りなかったり、早く治療を始めなきゃいけない緊急性があったり…と、いろんな要因が考えられるみたいです。
さらに、検査を受けなかった患者さんのうち、約25%の方が薬物療法も受けられていないというデータも。これは、全身状態などから薬物療法自体が難しいと判断されたケースも含まれている可能性がある、とのことでした。
検査を「適切な治療」につなげるために、私たちにできること
今回の研究で、日本の肺がん診療は多遺伝子検査の普及によって、より個別化された治療へと進んでいることが分かりました。これは本当に心強いことですよね。
でも、検査を受けていない患者さんが約3割いるというギャップは、この5年間で大きく変わっていないのが現状みたい。
研究チームは、このギャップを縮めるためには、患者さんへの十分な情報提供はもちろん、医療者さんと患者さんが検査や治療についてじっくり話し合う「共同意思決定(Shared Decision-Making)」がすごく重要だって言っています。
私たちも、もしもの時に備えて、こういった最新の医療情報を知っておくことって大切だなって改めて感じました。すぐに医療機関にかかることがなくても、知識として持っておくことって、いざという時に本当に役立つはず!
今回の研究は、以下の機関の共同研究だそうですよ。
そして、研究論文はこちらで、掲載された医学雑誌『Cancer Science』はこちらから見ることができます。
医療は日々進化しているから、私たちもアンテナを張って、自分の体や大切な人の体のことを知る努力をしていきたいですね。一緒に無理せず頑張りましょう♪